1か月かけて計画を練る(司法試験その2)(ブックオフで参考書を売ってない!)

さて、予備試験では7つの試験科目の勉強をしなければならない。

これをどうやったら効率的にできるのか。しかも1日2時間の勉強時間で。

人に言ったら笑われるだろう。だが、何としても、当面の勉強時間はこれだけでやるしかない。

受験老人は、カネも、そして時間もないのだから。

 

だが、大学受験と違い、司法試験は私にとって、全くの未知の領域である。

法科大学院でたっぷり2、3年かけて学ぶ者たち、大学の法学部で4年かけて学ぶ人たち、

それから、予備校で学ぶ人たち・・・・

たっぷり時間をかけて、充実した教材で、しかも授業で勘所を教えてもらえる。

私にはそれが全くない。これは医学部受験より、はるかにハードルが高い。しかも勉強時間は1日2時間。

よく知っている者が聞いたら、あきれられるか、嘲笑されるだろう。

 

とりあえず、ブックオフで買った吉村勲のガイドを読んだ。

なんとなくわかったが、じゃあどうやって勉強するか。

私が最初に考えたのは、医学部受験と同じ、最初からあまり難しい参考書を読むと、すぐにギブアップしてしまうということである。

だから、司法試験用の簡単な参考書をブックオフに買いに行くことにした。

しかし、そこで私を待っていたのは・・・・

ブックオフには、全然、司法試験用の参考書が置いていないのである。

また、たとえ置いていたとしてもその数は実に少なかった。

100円〜200円で買えるようなものはない。

しかもあっても、まるで歯が立たないような難解なものばかりだった。

 

さて、どうしたものか。私は入り口の段階から途方に暮れた。