1か月かけて計画を練る(医学部受験その3)(1日2時間の勉強でどうやるか)

さて、じゃあ国立医学部受験に向けて、具体的にどうするか。

これは今年3月の時点で考えたことである。

まず、主だった参考書を一通り読むこと。これを5月か6月までにやってしまおう、と思った。

 

もちろん、それだけでは全く実力がつかないと思う。本当に実力がつくのは問題演習だ。

私はその大切さはよく分かっているつもりだ。

現に東大や理Ⅲ受験は、そのやり方で乗り越えてきた。

 

だが、3月の段階での私はあまりに基礎力が不足していた。

特に、数学、理科(物理、化学)、それからさらっびんの地理。

いきなり問題演習をやってもちんぷんかんぷん、かえって効率が悪いだろう。

だから、ざっとでよい、6割程度の理解力でよい。まず最大で4、5、6の3か月で一通り終えてしまうことだ。

そうすれば後は楽になる。

 

ただ、3か月あるといっても、1日にかけられる時間は少ない。

1日の勉強時間4時間のうち、大学受験と司法試験の準備を半々とすると、大学受験に向けた2時間の範囲で取り組まなければならない。

すると、それ以外の科目は当面、無視して、2時間をこの4科目に傾注するしかない。

つまり、数学30分、物理30分、化学30分、社会30分である。

とにかく3か月でいずれも1とおり参考書を読んでしまうこと、それが大切だ。極めていい加減でいいので。一通り終わらせること。

 

もしそれができれば、その後は基本的な問題演習を10月頃までの4か月で終えればよい。

その後はセンター試験用の演習とかねて、さらに高度な問題をすればよい。

と、私は胸算用をした。

他の科目、すなわち国語、英語は大丈夫なのかという疑念もよぎったが・・・・。