漢字テストで零点!

このところ、このブログの題名とちがって、私の小さい頃の勉強についての話に終始しているが、引き続き。

私が小学校4年生の時のことである。

私の担任の先生は、国語の単元がひとつ終わる都度、漢字の10問テストを実施した。

学期のうちに10回行い、学期の終わりには合計点の成績優秀者を表彰した。

 

私は相変わらず、ほとんど勉強というものをした覚えはなかったが、それでも、まあまあ良い点をとれ、1学期の時はクラスの中で5番くらいだった。

だから、2学期はもっとがんばってクラスで1番になってやろうと思った。

 

そして、2学期になると、私は最初からずっと満点を続けた。

これなら1番になって表彰されるぞと、私はひそかにほくそ笑んだ。

そして最後のテスト・・・・私は満点を確信した。

だが、返された答案を見て私は自分の目を疑った。

何と零点。なんでやっ!

 

先生は私を見て冷ややかに言った。「あなた、答案用紙に名前を書かなかったでしょ!」

 

私は抵抗した。たったそれだけのことで零点というのはないだろうと。

だが先生は判定を変えなかった。

このため、私の順位は大幅に落ち、表彰すらされなかった。

落ち込む私に、先生は追い打ちをかけた。(以下次回)